日本財団 図書館


 

図1・8各種励磁方式の概略結線図
G:交流発電機
F:主界磁巻線
S:主界磁整流器
AVR:自動電圧調整器
Ex:交流励磁機(回転電機子形)
F1:励磁機界磁巻線
S1:励磁機界磁整流器(サイリスタ)
(b)各方式の比較
(i)寸法、重量
(イ)発電機本体の寸法(軸方向の長さ)はブラシレス式は軸方向に励磁機が付くため長くなり、したがって、自励式の方が船舶用としては有利である。
(ロ)励磁装置は自励式、ブラシレス式ともほぼ同一方式の静止形励磁装置が用いられるが励磁電流を供給する方式の相違から励磁装置の構成とその出力に相当の差があり。このため励磁装置の構成品の容積、寸法は自励式よりブラシレス式の方が小さくて有利である。
そして自励式の励磁装置は発電機容量に応じて大きくなるがブラシレス式の場合は発電機容量が大きくなっても励磁装置はあまり大きくならない。したがって、ブラシレス式は大容量機に有利である。
(◆砲修梁セ

035-1.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION